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角見(つのみ)

ピンスです、こんばんは。

もと弓道選手です。

弓を引く者であれば、
おそらく誰しもが知るであろう
専門用語が”角見”です。

これがなんなのか、
自分の言葉で表すならば、

弓と、
弓を持っている手との接点である、

”親指の付け根の骨”

のことです。


弓道ははたから見ると
簡単そうに見えます。

私自身、始める前はかなり
なめていました。

しかし、実際やってみると
全然あたらない。

どころか、的まで届かなかったり、
狙った的から3mくらい
離れたところに矢が飛んでったりと、
なかなかままならないのです。

個人差はもちろんありますが、
だいたいこの状態が3ヶ月から半年。

思うように練習時間を
確保出来ない人だと、
1年くらいこのままかもしれません。

この時期を通りこすと、
だいたい1割から4割くらい
的にあてられるようになります。


さて、角見。

この角見は
弓との接点なわけですから、
かなり重要です。

弓を引くことによって
かかってくる負荷を押し返す、

弓に体の力をうまく伝えるためには、
この角見が正しく機能している
必要があります。

そして、角見でしっかり
弓を押し開けるようになると
安定して半分以上の矢を
的にあてることが
できるようになるのです。

弓道初心者にとっては
最初のブレイクスルーの
タイミングといっていいでしょう。



さて、私は今、
弓道はすっかりやらなくなり、
歌の練習ばかりしています。

歌における”角見が効きだした瞬間”
というのもすでにあったような
気がします。

なんにでも言えることことですが、
自分のレベルをが急激にアップする
時期というものが、
いつか来るのだと思います。

その時まで辛抱することが
大事なのでしょう。


サブログは全然
角見効いてねえな〜