磯フラボン
ピンスです。
今日のタイトルは、
『磯フラボン』ということです。
イソフラボンといえば、
大豆ですね。
大豆は”畑の肉”と言われるほど
タンパク質が豊富な食べ物ですが、
この”畑の肉”という言い回しに
納得がいかない。
疑問符を投げかけたい。
”畑の肉”という表現は
まず肉ありきというか、
肉の方が優位に立っている
感じがします。
肉が大豆より上位食物だと
なぜ言い切れますか?
とりわけ、我々日本人からすれば
味噌に醤油、納豆などの基となる
重要な食材なはずです。
タンパク質が豊富である共通点を
言い表したいのであれば、
”牧場の大豆”
”四つ足のマメ”
”霜降り豆ぅ(ずぅ)”
とかでも良いわけです。
同様の理由で、シーチキンにも
納得がいっていません。
なんで天下のマグロ様が
チキンなんぞになぞらえなければ
ならないのでしょうか。
天下のマグロ大将軍が。
また、別のジャンルから名前を
譲り受けるなら、
それこそ大豆から頂戴するべきです。
”磯フラボン”と呼ぶべきなのです。
人間においても、
気をつけなければいけません。
”みちのくのダルビッシュ”とか、
”台湾のイチロー”とか、
”第2の石原裕次郎”とか、
名前を使われた方は
「ちげーよ!似てねーよ!」
と思うし、
名付けられた方も
「俺は俺だ!」と思うはずです。
どちらにも失礼です。
何かで何かを、
安易に言い換えようとしたとき、
このような歪みを
生み出してしまうことを、
努努、忘れてはいけないのです。
そして私は肉が大好きであり、
「髪質が水嶋ヒロに似ている」と
後輩女子に言われてめちゃくちゃ
嬉しかったことは、それとは
また別のお話だということです。