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プラシーボ効果と笑顔

世の中には思い込みが身体に影響を与えるプラシーボ効果というものがあります。

プラシーボ効果プラセボ)とは、薬効成分を含まないプラセボ(偽薬)を薬だと偽って投与された場合、患者の病状が良好に向かってしまうような、治療効果を言う。プラシーボ(Placebo)の語源はラテン語の「喜ばせる」に由来しており、患者を喜ばせることを目的とした、薬理作用のない薬のことを指すようになったと言われている。
『引用:プラシーボ効果についての10のクレイジーな事実

たとえば、風邪をひいた患者さんを対象に、「ビタミン剤」を「何の効能もない錠剤」と聞いて飲ませた集団Aと、「何の効能もない錠剤」を「ビタミン剤」として聞いて飲ませた集団Bを比較するという実験がありました。驚いたことに集団Bのほうが風邪が治った人が多かったようです。

また、私の学生時代にいつも「爽健美茶」を飲み会に持参する先輩がいました。彼はアルコールに弱くほとんどお酒が飲めない人でした。が、「爽健美茶」を飲むことで酔っ払っていました。もちろん「爽健美茶」にアルコールは入っていません。信じがたい話ですが、本当に顔が赤く態度がおかしくなっていたのです。

風邪が治れば酔っ払うこともできる。思い込みによって、そんなミラクルが起きるみたいです。


反対に、身体が気持ちに影響を与えることもあります。それは笑顔です。

ここでちょっと試してもらいたいのですが、口角を少しあげてみてください。スマイルです。どんな気分になりましたか?少し楽しくなってきませんか?(なんか怪しい宗教みたいですみません(;^_^A)

実は、口角を上げると脳内物質の「セロトニン」が増えるらしいのです。

セロトニンとは神経伝達物質の一つで、主に精神の安定や安らぎをもたらしてくれる物質です。セロトニンがたくさん分泌されていると、小さいことに幸せを感じられるようになり、毎日の生活にハリがでて表情も自然と若々しい印象を保つことが出来ます。
『引用:女性を輝かせる、幸せホルモン『セロトニン』とは?

笑うと「セロトニン」が出て幸せな気分になるのですが、笑うふりをしても脳は笑っていると錯覚して「セロトニン」を分泌するようです。

幸せだから笑うというよりは、笑うから幸せなのかもしれませんね。

さらに、笑うことは免疫力を増進する効果があり、たくさん笑うことで長生きが出来るみたいです。気持ちが身体を癒してくれるなんて、なんとも素晴らしいですね。


うそでも良いから笑うと幸せになれる。笑えば笑うほど長生きができる。こう考えると、人が生きる理由は笑うためなんじゃないかなと思えてきます。

そうやって思い込むと人生楽しいんじゃないかなと思う、今日このごろです。


(カロテン)